「体質に合わせて処方する」「じわじわ効く」といったイメージのある漢方薬ですが、医療機関で使う漢方薬(医療用漢方製剤)は健康保険が使えるお薬で、西洋薬と組み合わせて用いることもできます。当院では、症状やご希望に応じて漢方薬を用いた診療にも対応しています。ここでは、どのようなときに選択肢になるのかをご紹介します。
漢方薬が選択肢になりやすい場面
- 検査では大きな異常がないのに、だるさや冷えなどの不調が続くとき
- 胃腸の調子が整わないとき
- かぜのあとに咳やのどの違和感が長引くとき
- 季節の変わり目や気候の影響で体調を崩しやすいとき
- 年齢に伴う体調の変化が気になるとき
- 西洋薬だけでは症状が十分に落ち着かないとき
どなたにでも同じ処方が当てはまるわけではなく、同じ症状でも体格や体力、冷えやのぼせの傾向などによって選ぶお薬が変わります。効き方にも個人差があります。
西洋薬の代わりではなく、組み合わせて考えます
漢方薬は西洋薬を置き換えるためのものではありません。高血圧や糖尿病などの治療は西洋薬で続けながら、そこでカバーしきれない不調に漢方薬を組み合わせる、という使い方が一般的です。現在服用中のお薬がある場合は、飲み合わせを確認したうえで検討します。受診の際はお薬手帳をお持ちください。
飲み方で気をつけていただきたいこと
- 多くの漢方薬は食前または食間(食事の1〜2時間後)の服用とされています
- 自己判断で量を増やしたり、複数の漢方薬を重ねたりしないでください
- 発疹、むくみ、だるさなど、飲み始めてから気になる変化があれば服用を中止してご相談ください
- 市販の漢方薬やサプリメントを併用している場合は、成分が重なることがあるためお知らせください
漢方薬にも副作用はあります。「自然のものだから安全」と考えず、経過を見ながら続けるかどうかを判断していきます。
当院での進め方
まず、いつからどのような不調があるのか、生活の状況や体質の傾向をうかがいます。必要に応じて血液検査などで、ほかの病気が隠れていないかを確認します。そのうえで処方し、しばらく続けてから効き方を一緒に振り返り、合わなければ変更や中止を検討します。数か月単位で様子を見ることもあれば、比較的短期間で判断することもあります。
外来のご案内
外来の受付時間は月曜から金曜の9時から12時までです。土曜・日曜・祝日は休診となります。午後は訪問診療のため、外来診療は行っておりません。ご予約の受付は現在行っておりませんので、受付時間内に直接お越しください。京成千葉線みどり台駅から徒歩4分、無料の駐車場をご用意しています。お問い合わせはお電話(043-441-5312)で承ります。
長引く咳については「長引く咳が続くとき」もあわせてご覧ください。
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