朝晩の冷え込みが強まり、冬が近づいてきました。ご自宅で療養されている方は、寒さや空気の乾燥、感染症の流行などの影響を受けやすく、体調が変わりやすい季節です。寒さで血圧が上がりやすくなったり、水分をとる量や体を動かす機会が減ったりと、小さな変化が重なって体調を崩すこともあります。本格的な寒さを迎える前に、ご家族と一緒に確認しておきたいポイントをまとめました。
お部屋の温度と湿度を整える
在宅療養中の方は、一日の多くをお部屋で過ごします。過ごしやすい環境づくりが、冬の体調管理の土台になります。
- 寝室・トイレ・脱衣所など、部屋ごとの温度差をできるだけ小さくする
- 暖房器具は寝具や衣類から離して置き、やけどや火の元に注意する
- 加湿器や室内干しなどで、空気が乾燥しすぎないようにする
- ときどき換気をして、空気を入れ替える
感染症を持ち込まない工夫
在宅療養中の方は、ご家族や来訪される方から感染症がうつることがあります。帰宅時の手洗い、咳が出るときのマスク着用、体調の悪い方の面会を控えていただくなど、できることから取り入れてみてください。ご家族自身の体調管理も、療養中の方を守ることにつながります。
水分・食事・お薬を確認する
冬は喉の渇きを感じにくく、気づかないうちに水分が不足することがあります。次の点を日ごろから気にかけておくことをおすすめします。
- 一日を通して、こまめに水分をとれているか
- 食事の量が急に減っていないか
- お薬が予定どおり飲めているか、残りが年末年始をはさんでも足りるか
お薬や医療材料の残りが心配なときは、年末年始の前に主治医や薬局へ早めにご相談ください。
早めに主治医へ連絡することをおすすめする目安
次のような様子があるときは、様子を見すぎずに主治医や訪問看護師へご連絡ください。
- 発熱が続く、または急に高い熱が出た
- 息苦しさがある、いつもと違う咳や痰が出る
- 食事や水分がほとんどとれない、尿の量が明らかに少ない
- 呼びかけへの反応がいつもより鈍い、ぼんやりしている
- 転んだ、急に立てなくなった
意識がはっきりしない、呼吸がとても苦しいなど、急を要すると感じる場合は、ためらわず救急車を呼んでください。
連絡先と情報をひとまとめにしておく
夜間や休日に慌てないよう、主治医・訪問看護・ケアマネジャーなどの連絡先や、服用中のお薬の情報を、ご家族のだれもが分かる場所にまとめておくと安心です。冷蔵庫や電話のそばに貼っておく方法もあります。
冬を前に訪問診療をご検討の方へ
通院が難しくなってきた方には、ご自宅で診療を受ける訪問診療という方法があります。当院は2006年から訪問診療を行っている在宅療養支援診療所で、24時間365日の対応体制をとっています。はじめるまでの流れは「訪問診療をはじめるまでの流れ」で、ご相談の方法は「訪問診療をご希望の方」でご案内しています。訪問診療のご相談は月〜金 9:00〜17:00に承っています(FAX 043-441-5559)。
外来のご案内
外来の受付は月〜金 9:00〜12:00です(土日祝は休診)。午後は訪問診療のため外来はありません。予約の受付は現在行っておりませんので、受付時間内に直接お越しください。京成千葉線みどり台駅から徒歩4分、無料駐車場があり、車椅子でもご来院いただけます。詳しくは「アクセス」をご覧ください。お電話は043-441-5312です。
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