通院が難しくなってきたご家族について、「そろそろ在宅での療養を考えたほうがよいのだろうか」と迷われることがあると思います。訪問診療は、医師がご自宅へ定期的にうかがい、診察や処置、療養の相談を行う仕組みです。ここでは、ご相談から定期訪問が始まるまでの流れを、順を追ってご説明します。
訪問診療の対象となる方
- 高齢や病気のため、外来への通院が難しくなった方
- 寝たきりの状態の方
- ご自宅での療養を続けたいとお考えの方
- ご自宅での症状の緩和がうまくいかない方
- 難病やがんの終末期で、病院から紹介された方
黒砂台診療所は2006年から在宅医療に取り組んでおり、24時間の連絡体制をとる在宅療養支援診療所として、千葉市内の訪問看護ステーション、ケアマネージャー、調剤薬局と連携しながら診療を行っています。
ご相談から定期訪問までの流れ
①受付
かかりつけの病院、担当のケアマネージャー、ご家族などからご相談をお受けします。お電話でご連絡いただいたうえで、「訪問診療依頼書」に必要事項をご記入いただき、添付書類とあわせて当院までFAXをお送りください。お急ぎの場合は、まずお電話でご相談ください。
②検討・ご連絡
書類が整い次第、受け入れについて検討し、折り返しご連絡いたします。その後、もう少し詳しい情報をおうかがいすることがあります。
③面談
いただいた情報をもとに、患者さんやご家族と面談を行います。現在の症状や、治療についてのご希望をおうかがいします。1時間程度のお時間をいただきます。健康保険証、各種受給者証、介護保険証、紹介状、印鑑などをご持参ください。
④契約
訪問診療を始めるにあたって、書面で契約を交わします。診療の内容や料金についても、この際に詳しくご説明いたします。
⑤初回訪問
はじめてご自宅へうかがいます。体の状態だけでなく、生活の様子も拝見しながら、時間をかけて診察します。
⑥定期訪問
訪問診療計画を立て、基本的に月2回の定期訪問を行います。定期訪問のほかにも、状態の変化に応じて24時間365日、往診で対応いたします。
必要書類や持ち物の詳細は、訪問診療をご希望の方のページに掲載しています。依頼書のPDFもこちらからダウンロードいただけます。
定期的に訪問する意味
定期的にうかがうことで、診断や治療だけでなく、生活のなかでのお困りごとに耳を傾け、日々の体調の変化に気づきやすくなります。それが急な悪化を未然に防ぐことにつながります。定期訪問と、急変時の往診の両方を組み合わせて、在宅での療養を支えていきます。
当院が行っている在宅での管理
- 在宅酸素療法(HOT)の管理
- 気管切開後のカニューレ管理、人工呼吸器の管理
- 経管栄養(鼻腔・胃瘻)の管理
- 尿道・膀胱瘻カテーテルの管理
- 中心静脈栄養(IVH)、点滴注射の管理
- 褥瘡の処置
- がん終末期の疼痛管理
必要なときに入院できるよう病院との連携を図っており、状況に応じて専門の医師による診察も行っています。在宅医療の考え方については在宅医療についてのページもあわせてご覧ください。
ご相談の窓口
訪問診療に関するご相談の受付時間は、月曜から金曜の9時から17時まで(土曜・日曜・祝日は休診)です。お電話は043-441-5312、FAXは043-441-5559で承ります。ご家族だけでのご相談も承っておりますので、迷われている段階でもお気軽にお声がけください。
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