健康診断や特定健診の結果表に「要再検査」「要精密検査」と書かれていても、体調に変わりがないと、そのままにしてしまいがちです。しかし健診は、自覚症状が出る前の変化を見つけるための検査です。指摘された項目を確かめておくことが、その後の治療の選択肢を広げます。ここでは、結果表の見方と、次に何をすればよいのかを整理します。
「要再検査」「要精密検査」「要医療」の違い
- 要再検査:数値が基準から外れていたため、日を改めてもう一度同じ検査で確かめる必要がある、という意味です。体調や食事の影響で一時的に外れることもあります。
- 要精密検査:原因を確かめるために、別の検査を追加したほうがよい状態です。
- 要医療(要治療):すでに治療を検討したほうがよい段階です。
- 経過観察:すぐの治療は不要でも、次回の健診まで様子を見る、あるいは生活習慣を見直すことがすすめられます。
いずれも「病気が確定した」という意味ではありません。確かめるための次の一歩が示されている、と受けとめてください。
そのままにされやすい項目
- 血圧が高め
- 血糖値・HbA1cの上昇
- コレステロール・中性脂肪の異常
- 肝機能(AST・ALT・γ-GTP)の数値
- 尿検査で尿糖・尿たんぱく・尿潜血が出た
- 貧血(ヘモグロビンの低下)
- 胸部レントゲンや心電図での指摘
これらは症状が出にくいものばかりです。とくに尿潜血や貧血は、体の別の場所の変化を示していることもあるため、確認しておく価値があります。
いつまでに受診すればよいか
明確な期限があるわけではありませんが、結果表を受け取ってから1〜2か月以内を目安にご相談いただくことをおすすめします。数値は季節や体調でも動くため、時間が空きすぎると比較の意味が薄れてしまいます。「要医療」と判定された項目や、健診の担当医から早めの受診をすすめられた項目は、先送りにしないでください。
当院でできること
黒砂台診療所では、各種血液検査や健康診断に対応しています。健診で指摘された項目について、あらためて検査を行い、必要に応じて心電図や胸部レントゲンなども組み合わせて状態を確認します。治療が必要な段階かどうか、生活習慣の見直しでよいのかを、結果を見ながらご説明します。より詳しい検査が必要と判断した場合は、連携している医療機関へご紹介します。詳しくは各種検査・健診のページもご覧ください。
受診のときにお持ちいただきたいもの
- 健診の結果表(できれば過去の分もあわせて)
- 健康保険証
- 服用中のお薬がある方はお薬手帳
過去の結果があると、数値がどう動いてきたかが分かり、判断の助けになります。
外来のご案内
外来の受付時間は月曜から金曜の9時から12時までです。土曜・日曜・祝日は休診となります。午後は訪問診療のため、外来診療は行っておりません。ご予約の受付は現在行っておりませんので、受付時間内に直接お越しください。京成千葉線みどり台駅から徒歩4分、無料の駐車場をご用意しています。お問い合わせはお電話(043-441-5312)で承ります。
生活習慣病の管理については、「生活習慣病とうまく付き合うために」もあわせてご覧ください。
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